日時 | 2015年3月27日(金) 19:00開演(18:30開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 | 入場無料(全席自由) ※18:00より奏楽堂前にて整理券を配布します。 |
主催 | 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部 |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2465 |
藝大生への公募によって行われる企画公演「奏楽堂企画」。
第9回となる今回は、夏目漱石「こゝろ」、奥浩平「青春の墓標」に着想を得て、学生運動を舞台に描かれる青春群像劇である。自ら死を選んだ若者達の赤裸々な言葉、鍵盤楽器によって奏でられる名曲の数々、日本画による多層的な映像表現。
朗読と音楽と映像によって描き出されるのは、暗く、鬱々とした、絶望と恥-オント-にまみれた青春の負の側面である。
現代の若者は、そしてかつて若者だった人々はどう生きるべきか。我々は、今こそ総括しなければならない。
█ あらすじ
老害よ、総括せよ。
若人よ、自己否定せよ。
独りであること、未熟であること。
これが我々の原点である。
― 鍵盤上で交錯する指と指が音楽を奏でてゆくように、僕たちは出会いと別れを繰り返し、物語を紡いでゆく ―
思想と主義が氾濫し、革命への理想と現実が交錯する学生達の熱く愚かな時代。
芸術による革命を志す芸術至上主義団体「全楽連」に所属する中原、小林、そしてふたりが想いを寄せる長谷川。
芸術の自由と未来の為に闘う中で、彼らは自らの存在の意味を問い、それぞれの選択を迫られる。
一人の男は芸術の夢を諦めて社会に迎合することを選び、一人の男は理想を追い求め、芸術に全てを捧げようとする。
そして悪意のない無邪気な女は一人、男達の物語を交錯させる。
自己否定と総括の果て、去り行く時代の残骸の上で彼らは何を見出すのか。
█ 作・演出
中井 陽介
█ 出演
佐川 和正(文学座)
温井 裕人
石井 基幾
元吉 有希子
朗読 : 大村 真敬、田久保 有香 ほか
群読 : 東京藝術大学学生有志
ピアノ : 善養寺 彩代、中山 裕佳
オルガン : 石川 優歌
チェンバロ : 藤田 夏未
絵画制作 : 三宅 世梨菜
舞台設計 : 駒崎 継広
編曲 : 青島 佳祐
舞台監督 : 浜田 和孝
宣伝美術 : 久保 あずさ
公式サイト : http://2015keyboard.webcrow.jp/
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
京成線上野駅、
東京メトロ日比谷線上野駅、
東京メトロ銀座線上野駅より徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」
【2】上野駅・上野公園から(東京芸術大学経由)【5-1】東京芸術大学 下車[30分間隔]
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8