坂東玉三郎がいざなう鼓童の世界

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東京藝術大学特別企画プレミアムコンサート
坂東玉三郎がいざなう鼓童の世界

鼓童芸術監督･坂東玉三郎（東京藝術大学客員教授）が圧倒的な魅力を放つ鼓童の数々の演目の成り立ちを、自らご案内する特別公演。進化し続ける舞台の魅力と秘密を、より深く、そして楽しく、坂東玉三郎とご一緒に存分に体感していただきます。

 ▊演奏予定曲目

大太鼓
屋台囃子
カデン
Six Phases
九界　　　　　
ほか

【解説】　坂東玉三郎（東京藝術大学客員教授）

今回、鼓童の35周年記念の特別企画として、私の解説付きのコンサートを創りました。 これまで鼓童に有った太鼓の曲のお話と、現在までの作品の創り方のお話等・・・楽しく、愉快なコンサートになればと思います。
またご来場のお客様に、鼓童のメンバーと一緒に太鼓を叩いて頂く時間も設けましたので、
皆様に十分にお楽しみいただけましたら幸いでございます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
芸術監督 坂東玉三郎

 【演奏】　太鼓芸能集団　鼓童

太鼓芸能集団 鼓童  HP
http://www.kodo.or.jp/news/20160519kodopremiumconcert_ja.html

▊出演

坂東玉三郎
歌舞伎界の立女形。その深遠な美意識は様々な分野でも発揮され、「ロミオとジュリエット」「海神別荘」などの作品で舞台演出家として高い評価を得る一方、映像作品「外科室」「夢の女」「天守物語」で映画監督としての才能を発揮し、大きな話題となった。2012年4月、鼓童の芸術監督に就任。同年9月に、歌舞伎女形として5人目となる重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定、また2013年にはフランス芸術文化勲章最高章「コマンドゥール」を受章した。

 太鼓芸能集団　鼓童
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。打ち手によってたたき出される響きは、聴く者の身体に強く働きかける。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。 1年の1/3を海外、1/3を国内、1/3を本拠地・佐渡島で過ごし、これまでに47ヶ国で5,600回を越える公演を行う。また劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスなど異なるジャンルの優れたアーティストとの共演を積極的に行っている。2001年に日本人アーティストとして初めてノーベル平和賞コンサートへ出演。2012年より歌舞伎俳優・坂東玉三郎を芸術監督に招聘。1997年、財団法人鼓童文化財団を設立。2011年11月1日より公益財団法人として活動している。

＊坂東玉三郎と鼓童
2003年11月、坂東玉三郎演出による鼓童単独公演「鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル」を開催。公演までの約2年間、5度にわたり佐渡・鼓童村で稽古を共にして舞台を創り上げる。2006年には音楽舞踊劇「アマテラス」で両者初共演。アマテラスを演じる玉三郎と八百萬の神々=鼓童が織りなす舞踊と音空間により、太鼓表現の新境地を拓く。2009年には、叩くことの本質に果敢に挑んだ舞台「打男 DADAN」を初演。2012年2月にはパリ・シャトレ座で4日間連続公演を行う。2012年5月、鼓童の芸術監督就任第1作目となる「鼓童 ワン・アース・ツアー2012 ～伝説」を初演。以来「神秘」（2013年初演）、「永遠」（2014年）、「混沌」（2015年）と毎年新作を発表している。2013年と2015年には「アマテラス」を再演。アメノウズメ役に元宝塚歌劇団男役スターの愛音羽麗氏を迎えるなどキャストを一新し、新たな演出も加わり、さらなる境地への挑戦となった。

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がございますので、ご了承ください。