藝大フィルハーモニア管弦楽団 新卒業生紹介演奏会 藝大定期第380回

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◆新卒業生・曲目
◇作曲　Composer
中島 夏樹 Natsuki Nakajima
Alpha+ for two Pianos and Orchestra／中島夏樹
（ピアノ：山中惇史、秋山友貴）

◇指揮　Conductor
澤村 杏太朗 Kyotaro Sawamura
交響詩《ドン・ファン》作品20／R.シュトラウス
“Don Juan” Op.20 / Richard Strauss

◇フルート　Flute
八木 瑛子 Eiko Yagi
フルート協奏曲／A.ジョリヴェ
Concerto pour Flûte / Andre Jolivet

◇ヴァイオリン　Violin
城戸 かれん Karen Kido
ヴァイオリン協奏曲 作品33／C.ニールセン
Violin Concerto Op.33 / Carl Nielsen

◇ソプラノ　 Soprano
渡辺 智美 Tomomi Watanabe
モテット『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』KV165（158a）／W.A.モーツァルト
“Exsultate, jubilate, o vos animae beatae” KV165(158a) / Wolfgang Amadeus Mozart

◇ピアノ　Piano
リード 希亜奈 Kiana Reid
ピアノ協奏曲 ヘ長調／G.ガーシュウィン
Piano Concerto in F / George Gershwin

◆出演
指揮：高関 健
Conductor : Ken Takaseki

管弦楽：藝大フィルハーモニア管弦楽団
Orchestra : The Geidai Philharmonia Orchestra,Tokyo

◆プロフィール
◇中島 夏樹（作曲）
1994年、埼玉県生まれ。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部作曲科を首席卒業。在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。作曲を佐々木邦雄、小鍛冶邦隆、金子仁美、ピアノを佐々木恵子、中井正子の各氏に師事。
2016年、奏楽堂モーニング・コンサートにて『PIXEL forOrchestra』が藝大フィルハーモニアにより初演される。これまでに、クラシックから現代音楽、電子音楽などの作品を多数制作。
“色・かたち・質感や、動き”に着目した音（楽）づくりについて、また、「社会におけるデザイン要素としての音の存在意義」を模索しながら映像や空間のサウンドデザインについて、研究を行なっている。
4月より、同大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻に進学予定。

◇澤村 杏太朗（指揮）
千葉県出身。千葉県立東葛飾高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部指揮科を首席卒業。同声会賞、アカンサス音楽賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。
これまでに指揮を三河正典氏、高関健氏、山下一史氏に師事。
また、尾高忠明氏、下野竜也氏、ダグラス・ボストック氏、山田和樹氏らのマスタークラスを受講し研鑽を積む。
大学内では主に交響曲などのオーケストラ作品について学ぶ。
他にオペラの分野に強く興味を持ち、様々な現場で経験を重ねている。

◇八木 瑛子（フルート）
1994年生まれ。9歳よりフルートをはじめる。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部管打楽器科を首席卒業。在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。
第62回全日本学生音楽コンクール中学の部第1位
第16回びわ湖国際フルートコンクールアドヴァンス部門奨励賞、オーディエンス賞
第65回全日本学生音楽コンクール高校の部第3位
第25回日本木管コンクール第1位、保科賞
第32回日本管打楽器コンクール第3位
第85回日本音楽コンクール第2位
2013年度(財)ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生
2016年度より青山財団奨学生、明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽奨学生
これまでに甲藤さち、阿部博光、浅生典子、疋田美沙子、大村友樹、斎藤和志、大平記子、細川順三、高木綾子の各氏に師事。
2014年、ヴィルクローズ国際音楽アカデミーにてジャック・ズーン氏に師事。
2016年秋より、ザルツブルグ・モーツァルテウム大学にてミヒャエル・マルティン・コフラー氏のクラスに留学中。

◇城戸 かれん（ヴァイオリン）
1994年、東京生まれ。
2010年、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校1年在学時に、第14回松方ホール音楽賞、第79回日本音楽コンクール第2位を受賞。2016年、デンマークにて開催されたカール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクールにおいて第４位に入賞する。
4歳よりヴァイオリンをはじめ、全日本学生音楽コンクール、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール（ミラノ）にて第1位、ジョルジュ・エネスコ国際コンクール（ブカレスト）にて特別賞を受賞。
宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭、Chanel PygmalionDaysなどに出演するほか、日本フィル、東京シティ・
フィル、バーデン=バーデン・フィル、都響、藝大フィルハーモニア、宮崎国際音楽祭管弦楽団、オーデンセ交響楽団と共演。
8歳から東京音楽大学付属音楽教室にて三戸泰雄氏に、これまで、原田幸一郎、漆原朝子、堀正文の各氏に師事。
また、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀をはじめ国内外のセミナーにて研鑽を積んでいる。
2017年、東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞を受賞。
4月より、同大学院音楽研究科修士課程に進学予定。

◇渡辺 智美（ソプラノ）
山梨県甲府市出身。
山梨県立甲府西高等学校卒業。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。平成27年度安宅賞受賞。学部卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞。
第21回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール高校の部審査員賞、第14回やまなし県民文化祭音楽祭優秀賞、第26回日本クラシック音楽コンクール声楽部門大学女子の部第4位（最高位）。
これまでに声楽を大槻義昭、大野徹也、櫻田亮の各氏に師事。また４歳よりヤマハ音楽教室で学び、その後Jr.専門コースに在籍し、ピアノ・作曲を石丸八重子、青木進の各氏に師事。ソルフェージュを名取久子氏に師事。
4月より、同大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻に進学予定。

◇リード 希亜奈（ピアノ）
1995年滋賀県生まれ。
PTNAピアノコンペティション全国大会において、金賞、銀賞、王子ホール賞、洗足学園前田賞など多数受賞。第20回京都芸術祭にて京都市長賞。全日本学生音楽コンクール小学校の部、高校の部大阪大会第1位。
2012年、ザルツブルグ音楽祭公式プログラムにて演奏。14年、第3回高松国際ピアノコンクール第5位。15年、
おきでんシュガーホール新人演奏会オーディションにて最優秀共演者賞受賞。カルロ・ヴィドゥッソ国際ピアノコンクール第2位。
日本国内はもとよりオーストリア、イタリア、韓国、台湾等でコンサートに出演するほか、山下一史、藤岡幸夫、梅田俊明、田中一嘉の各氏指揮のもと、瀬戸フィル、関フィル、藝大フィルハーモニア、高松交響楽団と共演。2015年度ヤマハ音楽奨学生。
これまでに、ピアノを故汐巻公子、甲斐環、野山真希、岡原慎也、有森博の各氏に、ソルフェージュを藤花優子氏に、室内楽を江口玲、河野文昭、伊藤恵、川本嘉子の各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞受賞。卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞、安宅賞、大賀典雄賞を受賞。

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください