藝大プロジェクト2017「ビバ！エスパーニャ～グラナドスのスペイン」　第3回　《ゴイェスカス》～描かれたマハとマホ

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東京藝術大学13 0 周年記念（公式プログラム）
東京藝術大学 演奏藝術センター企画
藝大プロジェクト2017 「ビバ！エスパーニャ～グラナドスのスペイン」
エンリケ・グラナドス（1867～1916）生誕150年に贈る
「光と翳の大地」スペインの音楽（全4回）

後期シリーズ　スペイン的なるもの

「ビバ！エスパーニャ」第3回は、いよいよグラナドスの代表作、オペラ《ゴイェスカス》の日本初演です。スペイン文化を語る上でのキーワード、“マハ”（粋な女）と“マホ”（伊達男）をグラナドスの音楽、そしてゴヤの絵画の両面から考察します。そして最終回は、スペインの地で隆盛を極めたギター音楽の特集です。スペイン的なるものの本質に迫る後期シリーズにご期待ください。

▊第3回 《ゴイェスカス》～描かれたマハとマホ

14：00　第1 部　レクチャー「画家・ゴヤと《ゴイェスカス》」
講 師：雪山 行二 （スペイン美術史・富山県美術館館長）
           井澤 友香理 （音楽学・本学博士後期課程）

【雪山 行二プロフィール】
19 47年、黒部市生まれ。1973 年東京大学文学部美術史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程を修了後、国立西洋美術館研究員を経て同館学芸課長。その後、愛知県美術館副館長、横浜美術館館長、和歌山県立近代美術館館長を歴任。2012年、富山県立近代美術（現富山県美術館）館長に就任し現在に至る。専門分野はスペイン美術史､特にゴヤ。「エル・グレコ展」（19 8 6－8 7年）､「ゴヤ、版画にみる時代と独創」（1999年）などの展覧会を企画。著書に、『ゴヤ ロス・カプリチョス―国立西洋美術館所蔵 寓意に満ちた幻想版画の世界』(二玄社、2001)など。

レクチャー内演奏：増田達斗（ピアノ）
　　　　　   曲目：グラナドス 組曲《ゴイェスカス》より
　　　　　　　      第4曲〈嘆き、またはマハと夜ウグイス〉

　　　　　
15：30　第2 部　コンサート「オペラ《ゴイェスカス》」
コンサート形式・原語上演
日本語字幕付き

曲 目：グラナドス《ゴイェスカス》（フェルナンド・ペリケ台本）
演 出：佐藤美晴
出 演：中須美喜（ロサリオ／ Sop）
            大平倍大（フェルナンド／ Ten）
　　     藪内俊弥（パキーロ／ Bar）
            小泉詠子（ペパ／ Mez）
　　     矢崎彦太郎（Cond）
            服部洋一（合唱指揮）
            千葉芳裕（副指揮）
      　  東京藝大学生・卒業生有志コーラス＆オーケストラ

＜予告＞

▊第4回 ギターへの誘い～クラシックからフラメンコまで     11月25日（土）

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。