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管打楽器シリーズ2017 オーボエで魅せる至福の時間(ひととき)

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 管打楽器シリーズ2017 オーボエで魅せる至福の時間(ひととき)

詳しくはこちら(チラシPDF1.0MB

日時

2017年10月29日(日)
15:00開演(14:00開場)
14:15~プレコンサート(オーボエ専攻学生)

会場 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場料

2,000円(全席自由)
※就学前のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください。

主催 東京藝術大学演奏藝術センター
東京藝術大学音楽学部
チケット取り扱い


東京芸術大学生活協同組合
TEL:03-3828-5669(店頭販売のみ)

 ヴォートル・チケットセンター
TEL:03-5355-1280 
http://ticket.votre.co.jp

チケットぴあ
TEL:0570-02-9999  《Pコード:343-530》 
http://t.pia.jp

東京文化会館チケットサービス
TEL:03-5685-0650 
 http://www.t-bunka.jp/ticket

イープラス(e+) http://eplus.jp

お問い合せ 東京藝術大学演奏藝術センター
TEL:050-5525-2300

 

東京藝術大学130 周年記念(公式プログラム)
東京藝術大学 管打楽器シリーズ 2017
オーボエで魅せる至福のひととき時間(ひととき)

 


 ▊ご挨拶

 文明の曙がきざすいくらか前に、ユーラシア大陸の古代人達が手にしていたダブル・リード楽器がオーボエの祖先にあたります。この楽器は、ヨーロッパでは次第に発達をとげて洗練されてゆき、17世紀には今日我々が知っているバロック・オーボエとしての型が完成したようです。ヴェルサイユ王宮の楽団で、唯一のリードを持った木管楽器として脚光を浴びるに至りました。
 しかし、パガニーニやリストを生んだ19世紀は、音楽そのものの概念を変えてしまい、鬼神のテクニックをもって聴衆を驚かすようなスタイルも多くなってきました。こうなると、音域も狭く音量も乏しいオ-ボエに、そのような大役を強いることは性能上、無理があり、独奏楽器としてはあまり使われなくなってしまったのです。
 このコンサートでは、オ-ボエが独奏楽器としてもてはやされていた18世紀(ロッシーニは19世紀)の作品を集めてみました。
その素朴でオ-ガニックな響きをお楽しみ下さい。

東京藝術大学音楽学部教授 小畑 善昭

 

 

█ 曲目

ゼレンカ:
2本のオーボエのための《トリオ・ソナタ第1番》 ヘ長調 ZWV 181-1

ヘンデル:
2本のオーボエのための《トリオ・ソナタ第5番》 ト短調 Op. 2-5 HWV 390a

J.S.バッハ:
《オーボエとヴァイオリンのための協奏曲》 二短調 BWV 1060
*都合により、ニ短調版で演奏いたします(9/14訂正)

ロッシーニ:
オーボエと管弦楽による歌劇《セビリアの理髪師》より アリア〈今の歌声は〉

テレマン:
3本のオーボエと弦と通奏低音のための《序曲》 ハ長調 TWV 55:C6

 

 

 █ 出演

オーボエ独奏:小畑 善昭 Oboe:Yoshiaki OBATA
東京藝術大学音楽学部在学中の1973年毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)第3位。同大学院修了後、西ベルリンに留学し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラを務める。1985~1990年新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者を経て、1990年より東京藝術大学に奉職。古典期からロマン派の管弦楽におけるオーボエの技法、17、18世紀の演奏上の問題と楽器の構造を研究・実践している。東京藝術大学音楽学部教授。弟子に吉井瑞穂、荒木奏美がいる。

 

オーボエ独奏:吉井 瑞穂 Oboe:Mizuho YOSHII 
東京藝術大学音楽学部を経てカールスルーエ国立音楽大学を卒業。日本音楽コンクール優勝ほか、英バルビローリ国際コンクール、日本管打楽器コンクールで入賞。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でエキストラ奏者、シュトゥットガルト国立歌劇場管首席奏者を経て、2000年からマーラー室内管弦楽団首席オーボエ奏者。バイエルン放響、ケルン放響などの客演首席奏者。ニューヨークのマンハッタン音楽院ほかのマスタークラス教授。東京藝術大学音楽学部非常勤講師。

 

オーボエ独奏:荒木 奏美  Oboe:Kanami ARAKI 
東京藝術大学音楽学部を首席で卒業し、同大学院修士課程2年に在籍。学部3年次にオーディションに合格し、2015年より東京交響楽団首席オーボエ奏者。第11回国際オーボエコンクール・軽井沢第1位(大賀賞)・軽井沢町長(聴衆)賞を受賞。第27回出光音楽賞、第31回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門第2位など多数受賞。東京・春・音楽祭2016にてデビュー・リサイタル。H.ホリガーに認められ、本年6月には「オーボエ・トリオ」で共演。

 

ヴァイオリン独奏:小西 もも子  Violin:Momoko KONISHI
東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程1年に在籍。第20回KOBE国際音楽コンクール弦楽器部門優秀賞、神戸新聞社賞受賞。第17回日本演奏家コンクール弦楽器部門大学の部第1位、併せて神奈川県知事賞、毎日新聞社賞受賞。第25回ABC新人オーディション本選入選。第43回藝大室内楽定期演奏会出演。現在ヴァイオリンを玉井菜採、堀正文の両氏に、室内楽を松原勝也、市坪俊彦の両氏に師事。

 

ファゴット:水谷 上総  Bassoon:Kazusa MIZUTANI
京都市立芸術大学音楽学部卒業。DAAD奨学生としてデトモルト音楽大学でH.ユンクに師事し、最優秀で卒業。ライン・ドイツ歌劇場管弦楽団、群馬交響楽団を経て、2000年NHK交響楽団首席ファゴット奏者に就任。紀尾井ホール室内管弦楽団のメンバー。東京音楽大学兼任教授、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。池辺晋一郎のファゴット協奏曲、「ゾナーテン」「ドイツ作曲家によるファゴット作品集」などのCDをリリース。

 

チェンバロ:河本 祥太朗 Cembalo:Shotaro KOMOTO
兵庫県西宮市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科ピアノ専攻を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科古楽専攻2年に在籍。これまでにピアノを崎谷明弘、崎谷千恵、荒木美佳の各氏に、チェンバロ、通奏低音を下西美都、大塚直哉、広澤麻美の各氏に師事。

 

管弦楽:東京藝大チェンバーオーケストラ Orchestra:Tokyo Geidai Chamber Orchestra
2003年に創設。東京藝術大学音楽学部と大学院に在籍する弦楽器の優秀な学生を軸として、演奏会ごとに管打楽器や鍵盤楽器の学生を加えて多彩な活動を行なう室内オーケストラ。大学教員による緻密なアンサンブル指導に加え、故ゲルハルト・ボッセ、ヨハネス・マイスル、野平一郎、ライナー・ホーネックらを指揮者、指導者として招き、バロック、古典から現代に至る幅広いレパートリーを意欲的に取り上げてきた。

 

 

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。

交通案内

奏楽堂 地図

 

 

所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8

JR上野駅(公園口)・JR鶯谷駅(南口)、
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分

京成線京成上野駅、
東京メトロ日比谷線上野駅、
東京メトロ銀座線上野駅より徒歩15分

台東区循環バス「東西めぐりん」
【2】上野駅・上野公園から(東京芸術大学経由)【5-1】東京芸術大学 下車[30分間隔]

駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください