インタラクティブなフィクションとしてのビデオゲーム
松永伸司(東京芸術大学)
第63回美学会全国大会(京都大学, 2012-10-06)
matsunagashinji@gmail.com
発表資料
発表要旨
- 『美学』所収の発表要旨HTML版
- 発表後にちゃんと書いたものです。
発表の主題
- われわれは、ビデオゲームのプレイヤーの行為を記述する際、虚構世界内の行為をプレイヤーに帰属させる文をしばしばつかう。
e.g. "プレイヤーはクッパを倒した", "プレイヤーはくさりがまを買った", "プレイヤーは発電所を建てた", "プレイヤーは車を盗んだ", etc. - そのような文は直観的には受け入れられるが、意味論的にみれば明らかにカテゴリ錯誤を犯している。
- そのような文をどのようにして意味論的に擁護可能な文にパラフレーズできるか。