東京藝術大学・川本喜八郎生誕90年記念講演 「川本喜八郎 その人と作品」は終了いたしました。 ご来場ありがとうございました |
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2010年に他界した日本を代表する人形アニメーションの巨星、川本喜八郎生誕90年周年を記念して、フランスから日本映画・アニメーション研究家のセルジュ=エリック・セグラ氏をお招きし、海外からの視点で、川本喜八郎の人と作品を掘り下げる長時間の講演を行ないます。またカナダから川本と交流の深かったコ・ホードマン監督をお招きし、お話を伺います。
>> 生誕90年記念講演 「川本喜八郎 その人と作品」チラシ(PDF形式:1.7MB)
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人形美術及びアニメーション映画に大きな軌跡を残した川本喜八郎(1925-2010)の作品も、作者自身の人生そのものも、常に国境を越えるものでした。本発表はその生涯を振り返り、川本作品の歴史上・表現上の位置付けを試みます。講演中、参考作品の抜粋上映を含みます。
講師:セルジュ=エリック・セグラ /特別ゲスト講師:コ・ホードマン
講師
映像研究家。1965年フランス生まれ。
黎明期より現代までの、商業系・独立系を問わず日本の映画・アニメーション史について、個人的活動として長年の調査研究を続ける。川本監督との文通が2006年に始まり、2007年に初めて本人に会え、二回に亘る長いインタビューを実施・撮影。川本作品を扱う書籍の執筆中に、本人より多数の資料を教示・提供して頂いた結果、その準備段階に当たる年表式資料編を「川本喜八郎先生の人形をめぐって」(日本語、578ページ)という題でまとめ、
2009年にベルギーのアニメーション作家ラウル・セルヴェとともに川本作品を鑑賞し、書籍収録の予定でそれらの短編に関する取材を行った。2012年にパリのフォーラム・デ・ジマージュにて「川本喜八郎〜写真で振り返るその人と作品〜」と題した講演をイラン・グェン氏と共同で担当。
特別ゲスト講師
アニメーション監督。1942年オランダ生まれ。カナダ在住。オランダで写真の勉強をした後、NFBに就職、1968年から現在まで47年間、立体アニメーションを中心に実験的なアニメーションや子ども向けの良質な作品を多数生み出し続けている。砂を使った立体アニメーション『砂の城』でNFB初のオスカーを受賞。積木のアニメーション『シュッシュッ』、切り紙を立てて置き換えるドローイングと立体アニメーションを組み合わせた『チャールズとフランソワ』、紙すきを習い、紙の質から自ら作った『悲しみの白クマ』など様々な技法と内容をもった作品を生み出している。正統派の人形アニメーション『テディベアのルドヴィック』シリーズが人気
通訳
本学グローバルサポートセンター特任准教授
企画・進行
本学大学院映像研究科アニメーション専攻教授、アニメーション作家、絵本画家。1964年愛知県生まれ。『頭山』(2002) がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネート。『カフカ田舎医者』(2007)7つのグランプリを受賞。カナダ国立映画制作庁との共同制作『マイブリッジの糸』(2011) 制作。第30回川喜多賞受賞。
日時 | 2015年3月10日(火) 午後4時〜午後8時30分(約4時間15分) 受付:午後3時〜 開演:第一部 午後4時〜午後6時 第二部 午後6時15分〜午後8時30分(約4時間15分) |
会場 | 東京藝術大学横浜校地 馬車道校舎 (神奈川県横浜市中区本町4-44) >>横浜校地地図 |
聴講 | 無料 |
お問合せ | 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通4-23 万国橋会議センター3F TEL(開催前)045-227-6041 (当日)050-5525-2676 E-mail contact@animation.geidai.ac.jp |
1963年、
川本自身が撮影した当時のプラハのアニメーションスタジオの貴重
四六判 376頁
帯文・黒柳徹子、序文・横田正夫・解説・山村浩二
口絵(カラー写真10枚)
本文モノクロ写真・川本自筆イラスト多数
巻末資料「最初の人形映画」「絹の道シノプシス」年譜
定価:本体2,500円(税込)作品社刊
企画制作 有限会社 川本プロダクション
お申込方法
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