7月16日(土)、第66回”社会を明るくする運動”「匠に学ぶワークショップ in 東京藝術大学vol.14」を開催しました。
”社会を明るくする運動”とは、すべての国民が犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、法務省が主唱しています。
本学では、だれもが暮らしやすく、夢や希望を持って生きていける明るい地域づくりに貢献するため、同運動に賛同し、平成15年より子どもと保護者が一緒に過ごせる創作・表現の場と、その指導に当たる専門家との交流の機会を提供するワークショップを開催しています。
14回目を迎える今回は、美術学部工芸科鍛金研究室による「銀のスプーンを作ろう!」が開催され、台東区内の小学生とその保護者、15組30名が、本学教員や学生の指導を受けながら、親子で1本のスプーンを完成させました。
子どもたちは、金属を金槌で叩いてのばす作業と、バーナーで熱する作業を交互に繰り返してスプーンの形をつくり、丁寧に磨き、世界に 1本しかないマイスプーンを制作しました。
終了後は、かき氷が用意され、できたばかりの手作りスプーンで、子どもたちは早速おいしそうに食べていました。