日本[にっぽん]
大鼓[おおつづみ](能楽[のうがく])のいろいろな部分[ぶぶん]と道具[どうぐ]
- 胴[どう]
桜[さくら]の木[き]を使[つか]っているよ。中[なか]は空洞[くうどう]なんだ!
いろんな方向[ほうこう]から見[み]てみよう!漆[うるし]の蒔絵[まきえ]がきれいだね。羽箒[はぼうき]が描[か]かれているよ。
*蒔絵[まきえ]ってなに?
漆[うるし]で描[か]いた絵[え]が乾[かわ]く前[まえ]に、金[きん]や銀[ぎん]の粉[こな]を蒔[ま]いた(はり付[つ]けた)もの。 - 皮[かわ]
馬[うま]の皮[かわ]を金属[きんぞく]の枠[わく]に張[は]っているよ。
新[あたら]しい皮[かわ]は、脂[あぶら]がのっていて使[つか]えないので、1〜3年[ねん]は乾[かわ]かしておくんだ。
うつ方[ほう]が表皮[おもてかわ]、うたない方[ほう]が裏皮[うらかわ]。 - 調[しら]べ、化粧調[けしょうしら]べ
左[ひだり]が調[しら]べ、右[みぎ]が化粧調[けしょうしら]べだよ。
調[しらべ]は、胴[どう]をはさんで表皮[おもてかわ]と裏皮[うらかわ]を締[し]めつけるための"ひも"。5m以上[いじょう]もあるんだ。
化粧調[けしょうしら]べは、真[ま]ん中[なか]にぐるぐる巻[ま]いてある朱色[しゅいろ]の房[ふさ]つき"ひも"。3m以上[いじょう]もあるよ。 - 小締[こじ]め
細[ほそ]くて平[ひら]たい"ひも"。 - 指皮[ゆびかわ]
指[ゆび]を守[まも]るもの。
大鼓[おおつづみ]の皮[かわ]はすごく堅[かた]いから、中指[なかゆび]と薬指[くすりゆび]に指皮[ゆびかわ]をはめるんだ。演奏者[えんそうしゃ]の手作[てづく]りなんだって!和紙[わし]を何重[なんじゅう]にも巻[ま]いて固[かた]いんだ。指皮[ゆびかわ]をつくるところはこちら
- 扇[おうぎ]
演奏[えんそう]するときは、かならず自分[じぶん]の左側[ひだりがわ]か後[うし]ろに置[お]いておくよ。 - 床几[しょうぎ]
お能[のう]のときは、床几[しょうぎ]にこしかけて演奏[えんそう]するんだ。
大鼓[おおつづみ](能楽)
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